越の誉 蔵の至宝

酒は何の為にあるのか?

その答えの一つは、
「飲む人を幸せにする為」だと思う。

柏崎の越の誉は、
「人を幸せにする酒」を蔵の指針に掲げ、
江戸時代から歩んできた。

その蔵が不幸に見舞われたのが、
平成19年7月16日…そう中越沖地震だった。

社屋7割が全倒壊。
しかし、崩れ落ちた酒蔵から
奇跡的に1本のタンクが助け出された。
そこには、純米大吟醸酒が仕込まれていた。

それは、また歩み出す為の希望の光、
まさに、「蔵の至宝」だった…。

エングラフでは、
中越沖地震十周年を機に発売される
この秘蔵古酒のパッケージ・ラベルのデザインを
担当させていただきました。
筆文字は、今回も下田彩水さん(感謝)。

この「蔵の至宝」だけではなく、
デザインも突き詰めれば、
「人を幸せにする仕事」だと思う。

この酒を通じて、一人でも多くの方に、
幸せなひとときが訪れますように…